「胼胝(たこ)で悩んでいる」
「薬や削る処置に限界を感じている」
そんなあなたに書いています。
こんにちは!胼胝をはじめ外反母趾など
足のトラブルを歩行で改善させているフットケア天王寺の橋本です。
胼胝(たこ)ができると
・痛みから満足に歩行ができない
・痛みを庇って別の場所に痛みが発生するなど
あらゆる支障をきたします。
今回はそんな胼胝(たこ)を歩行で治す方法をお伝えしますので
胼胝(たこ)から卒業したい人は、ぜひ!ご覧ください。
胼胝(たこ)とは
胼胝(たこ)とは、皮膚が厚くなることです。
皮膚は表面から
表皮、真皮、皮下組織、その下に筋膜、筋肉と構成されていて
表皮を細かく見ると
角質層、顆粒層、有棘層、基底層と構成されています。
そのうち
角質層が過剰に増殖してしまった物が「胼胝(たこ)」で
皮膚に過剰な圧力がかかることで発生します。
そんな胼胝(たこ)ができやすい場所は
どんなところか見ていきましょう。
胼胝ができやすい場所
・親指の内側
外反母趾や扁平足に多く見られる
・中足骨頭や前足部
開張足や指の根元で地面を蹴る癖があると見られる
・小指の付け根
ハイアーチや内反小指に見られる
・小指の外側
靴との摩擦で見られる
・指先
靴との摩擦や足を引きずる高齢者に多い
・指の背面
ハンマートゥなどの変形、外反母趾により持ち上げられた人差し指背面に見られる
・親指の裏
親指の浮指に見られる
鶏眼(けいがん)=魚の目(うおのめ)との違いは?
胼胝(たこ)と同じく、角質が増殖するものが魚の目です。
ただし、
胼胝は、骨の上など固い上に形成されることから皮膚に盛り上げりを見せますが
魚の目は、骨と骨の隙間の柔らかい部分などに形成されることから皮膚にめり込む違いがあります。
痛みのない胼胝(たこ)は放置して大丈夫??
痛みがない胼胝(たこ)は放置してはいけません。
なぜなら、皮膚に過剰な圧力がかかってできた胼胝ですので
間違った歩行や靴選びを変えない限り
胼胝(たこ)がある=外反母趾や扁平足、膝や股関節の痛みが出現する可能性があるからです。
そして
中には「いざ治療に取り組むのは、痛み出してからでいいか」と
思う方もいるかもしれませんが
痛み出してからでは進行しているケースが多く
胼胝(たこ)だけでなく
外反母趾や扁平足など、さまざまな症状まで治さなければいけない。という状態になってしまい
そうなると、やはり治すのに時間やお金もかかるため早めの治療をお勧めします。
一般的な胼胝(たこ)の治療方法
胼胝(たこ)の治療法は大きく2つ、薬か削るかです。
薬
尿素やサリチル酸含有の軟膏が使われます。
削る
角質を専用の器具で削ります。
薬も削る処置も
なぜ胼胝(たこ)ができてしまったのかに対して
アプローチするものではないため
根本から胼胝(たこ)を改善させるためには違った目線が必要です。
胼胝を根本から改善させる歩行とは
フットケア天王寺では
胼胝(たこ)は歩行が原因と考え、歩行を変えることで改善させて行きます。
具体的な胼胝(たこ)の原因は「前重心」の歩行にあります。
胼胝(たこ)ができる場所を思い返してほしいのですが
指や足の裏など、どれも足の前足部分にできてきたはずです。
足の前足部に過剰な圧を加えるには
重心を前にして歩く必要があり、それこそが胼胝(たこ)の原因なのです。
つまり
薬や削る処置ではなく
根本的な原因から改善させていくには
行き過ぎた前重心の歩行を「後ろ重心」に変えていかなければいけません。
お困りの方はお気軽にお問い合わせください。