外反母趾を改善させるべく歩行指導する中で
足の負担になることから
・急がないでください
・早歩きしないでください
とよく言っています。
しかし
これまで慣れ親しんだ歩行速度を落とすと
・進んでいる気がしない
・私がわたしじゃないみたい
という意見が寄せられます。
確かにスピードを落とすと
目的地までに時間がかかったり
テキパキ動けないことから困惑されるはずで
普段から急ぎ足な人が
最初にぶつかる壁とも言えます。
そんなとき考えてほしいことが
「急ぐのと健康どちらが大切ですか?」ということです。
急ぐタイミングとして
仕事や目的地まで向かう道中で早歩きになってしまうのでしょうが
急ぐほど外反母趾の原因である足の過剰回内という状態になってしまうのです。
ですので今後
「急ぐほど自分自身で不健康(足のトラブルを引き起こす)になっている」と考えてください。
それを踏まえてもう一度考えてほしいのです。
「急ぐのと健康どちらが大切ですか?」
ここまで読まれた方は
それを言われたら健康かなぁと思われたかもしれません。
しかし
いざ歩いてみると中々簡単には
歩行速度を落とせないものなのです。
頭では健康の方が大事で
早歩きは良くないとわかっていても
歩行速度を落とせない人はどんな人なのでしょうか??
よくあるのが以下の2つです。
①テキパキすることで評価されてきた
②もともとせっかちでイラチな性格
①テキパキすることで評価されてきた
仕事や友人関係などで
さっさと動いていることが自分への評価を高める要因になっていたケース
②もともとイラチな性格
性格的にせっかちさんが多く
後ろから抜かされたくない!
1番先頭を歩いていたい!というケース
①②どちらもその人の人生観を表す理由だけに
簡単には変えられないでしょう。
しかし
よく考えてほしいのです。
このまま足の状態が悪くなってしまっては
・二度とテキパキ動くこともできませんし
・今後は誰よりも遅く歩くことしかできなくなる
可能性があるのです。
つまり目先のことばかり追っていては
気づいた時には手遅れになるのです。
もっというと
せっかちでイラチな性格的に変えられないという人は
「誰もあなたなんかと歩行速度を競ってなんかいません」し
今は1番先頭を歩けていても
足の状態が悪化して、痛みで歩くなくなってしまっては
結果、「あなたの負け」だとは思いませんか?
勝手に競争して
勝手に自爆している状態。
そんなので良いのでしょうか?
もっと×2いうと
(ちょっと嫌な言い方にはなりますが、、、)
痛みで歩けなくなると
あなたの友人や家族にまで
迷惑がかかってしまうことも忘れないで下さいね。
今一度
「急ぐのと健康どちらが大切か?」自分に問いかけてみましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
ドヨォ〜ンとされた方もいるかもしれませんが
それだけ大切な部分なので記事にさせていただきました。
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