「外反母趾が痛くてテーピングをしたけど、変わらなかった」
「インソールも試したけど、しばらくするとまた痛くなる…」
こういったご相談、当院にはとても多く寄せられます。
そして皆さんが口を揃えて言うのは、
「ちゃんとケアしてるのに、なんで良くならないの?」ということ。
実は、外反母趾が本当に改善していくには、“足の形”だけを見ていても不十分なんです。
外反母趾は“使い方の癖”で悪化する
外反母趾とは、親指の付け根が内側に曲がり、出っ張ってくる変形です。
確かに、テーピングやインソールは形を一時的に整えるには有効です。
でも、それで改善しないのはなぜでしょうか?
それは、外反母趾が**「今の足の使い方のクセ」からくる結果」**だからです。
例えば…
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歩くときにつま先で蹴る癖がある
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足の内側(親指側)に重心がかかっている
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前重心で立っている時間が長い
こうした“日常の積み重ね”が、足の骨格をゆがめ、外反母趾を引き起こしているのです。
だから、「歩き方を変えない限り、何をしても戻ってしまう」のが現実なんです。
当院では、足だけでなく“歩き方そのもの”を見直します
フットケア天王寺では、変形した親指や出っ張りに直接アプローチするのではなく、
「なぜ変形したのか?」という原因の部分=歩き方や重心の取り方を最も重視しています。
多くの外反母趾の方に共通するのは、
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常に前に体重がかかっている「前重心」
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歩行時に足が内側へ倒れる「過回内」
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指を使って蹴って進む歩き方
このような動きのクセです。
どんぐり整体院としての視点から見ると、
これらの歩行癖は、骨盤の前傾や反り腰・猫背などの全身バランスの乱れとも深く関わっています。
つまり、外反母趾を改善しようと思ったら、「足の問題」に見えて、実は「全身の使い方」から変える必要があるということなのです。
理にかなった自然な歩き方を指導
当院では、施術に加えて、以下のような“正しい歩き方”の指導を行っています。
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体を支えるかかと重心をメインとして
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かかとからゆるやかに着地し
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膝を柔らかく使いながら
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足指で地面を強く蹴らず、脚を持ち上げて歩く
この歩き方を習慣にすることで、
足のアーチが正しく機能し、親指への負担が減り、外反母趾が改善するだけでなく、
全身の姿勢も自然に安定していきます。
実際にこんな変化が
「サポーターなしでは過ごせなかったのに、今は何も貼らずに歩けています」
「歩き方を変えてから、親指の痛みを忘れる日が増えました」
「姿勢も変わって、反り腰まで楽になったのがびっくり」
これは、外反母趾だけでなく**“身体の使い方そのものが変わった結果”**なんです。
まとめ|外反母趾を本気で変えたいなら、“歩き方”から見直そう
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テーピングやインソールは補助的な手段にすぎません
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本当の原因は、日常に染みついた“歩き方のクセ”
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フットケア天王寺では、足の変形だけでなく、全身のバランスと歩き方からアプローチ
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だからこそ、「また痛くなる」を繰り返さない身体に変えていけます
外反母趾のケアに限界を感じている方は、
ぜひ一度「歩き方」を見直してみませんか?