「外反母趾の靴選びに悩んでいる」そんなあなたに書いています。
こんにちは！フットケア天王寺の橋本です。
当院では外反母趾を改善させるべく歩行指導をていますが
外反母趾でお悩みの方をみていると
なるべくしてなっている方がほとんどです。
その大きな原因は前重心の歩行にありますが、
前重心の要因になるのに「靴」があります。
例えば、ハイヒールのような靴では体が前に倒れ、前重心の立ち方や歩き方になりがちです。
「外反母趾を治したい！」けれども靴選びが間違っていると悪化する一方なのです。
そこで、この記事では外反母趾を改善させる第一歩として
おすすめの靴を紹介しますので是非ご覧ください。
外反母趾に合った靴とは
外反母趾の方におすすめの靴は「スニーカー」です。
スニーカーを履くことで
ヒールのように前重心になりにくく
スリッパのように靴の中で足が不安定にならず安定した歩行が実現できます。
また、デッキシューズやスリッポンはスニーカーではないため要注意です。
特にデッキシューズは見た目は靴ですがスニーカーではありません。
イメージしやすいものがその靴を履いて運動できるかどうかで判断してみるのもおすすめです。
デッキシューズのように足の甲が開けたものや
すぐに脱げてしまうスリッポンではとても運動はできないはずです。
スニーカーのように、足首を固定し適度な柔軟性を備えた靴を履きましょう。
その中でもこだわるポイントがあります。
①踵を安定するヒールカウンターがしっかりしているかどうか
②フレックスポイント（MP関節ライン）だけが曲がるかどうか
③捻れない硬さがあるかどうか
上記の３つを意識してスニーカーを選ばれることをおすすめします。
とはいえ、「そんなの分からない！難しい！」と言う方もいるでしょう。
そうした方におすすめしたいのが「ニューバランス」のスニーカーです。
おすすめのスニーカーはニューバランス
ニューバランスは
足の矯正靴メーカーとしてスタートして、１００年位以上の歴史を誇る老舗靴メーカーで
ファッション性よりも足の健康を考えられているのが特徴です。
その中でもウイズ（足囲）サイジングシステムを導入したことが注目されます。
人の足は長さが違うのはもちろん、横幅も人によって違います。
本システムがあることから、よりその人の足に合った靴が実現し、安定した歩行につながるのです。
また、外反母趾の方は、アーチが潰れて横幅が広がった状態にあることから
一般的な靴では「親指が当たって痛い」ことも多くありますが
ウイズサイジングシステムにより安定した歩行と痛くない状態が実現できるのです。
ニューバランスの製造元について
M・・・アメリカ、イギリス製で高価
CM・・・アジア製でMより安価なのが特徴
UK・・・イギリス製
J・・・日本製
１０００番台
最高級ライン 実際にセレブが愛用
M１３００ ラルフローレン愛用『靴の中のロールスロイス』と称した位
M１５００ クリントン大統領
９００番台
中核ライン 機能性を１０００点中９００点の機能を誇るとされる
M９９０
M９９３ オバマ
M９９１
M９９２ スティーブ・ジョブス
一般的で有名なのは９９６
５００番台
悪路走破に適している
M５７４ 世界で１番履かれている
M５７６
溝が深くクッション製が高い
MW（WW女性）８８０番が外反母趾に１番おすすめ！
・NBの中でもウォーキングに特化したモデル
・靴の横幅が広いラインナップがある
・比較的安価で手に入る１万円前後
８８０番が１番おすすめ！
・NBの中でもウォーキングに特化したモデル
・靴の横幅が広いラインナップがある
・比較的安価で手に入る１万円前後
外反母趾が当たってスニーカーを履けない場合は？
中結びがおすすめです！
足の先（外反母趾付近）はゆるめて、足首にかけて固定する結び方です。
引用：足脚改善チャンネル
（再生ボタンで、中結びの方法から再生されます。）
外反母趾の人におすすめしない靴とは
選んではいけない靴の特徴
・踵が高い靴
→先が尖った靴よりも踵の高さが前重心になるため、外反母趾には悪影響
・紐やマジックテープなどで調節できない靴
→横幅が調節できる靴が痛みの緩和に重要
・インソールやアウトソールが柔らかすぎる靴
→安定性が失われ余分な力が足にかかる
よくある質問「外反母趾専用メーカーの靴はどうなの？」
・特化していても、悪化させる靴もある
・特に踵が高い靴は絶対にやめよう
・また横幅が広すぎる、クッション性が高すぎるなどの理由から安定性を失う
まとめ
外反母趾に悩んでいる人が履くべき靴は「スニーカー」
スニーカーでもニューバランスがおすすめ
・足の健康のために作られた会社
・横幅も選べて外反母趾にも優しい
外反母趾が痛ければ靴紐の結び方を工夫しよう
ご覧いただきありがとうございました。
外反母趾を改善させるには「靴選び」は基本です。
その上で「どんな歩き方」をするのかによって改善するのかが決まります。
お困りの方はお気軽にご相談ください。
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